自分を信じて感じるがままに決断 高野圭介自戦記 互先 日本・高野圭介 vs 先番 韓国・朴 乗運 黒6.5目コミ出し 2008年2月16日 韓国棋院 196手完 白中押し勝ち |
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家田隆二 八段の評 |
黒51ツケ、白52ツケは共にプロ級の発想。 白60キリは本来ウチスギだが、 実戦上、迫力充分は理屈に勝るかもと。 |
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黒127ツケのとき、ちょっと、黒が頭一つ出た感じだが、 なお、形勢不明。 私は 黒128のとき、単に138一間トビなら、白は取れそうにもないし、 きっと何もしないで、負けそうな気がした。 したがって、気合い乾坤一擲の黒128ノゾキである。 |
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凄い! 黒の狙い |
黒は白が切れたから、全部の殺戮作戦に切り替えた。 このトリカケは黒も形勢に確信がないからだと家田評。 |
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黒の悶死 |
自分の苦しいときは、敵も苦しいはずと、 白がせいいっぱいの反撃で、組んずほぐれつ。 トリカケは結果として、二人がかりで黒の方が悶死した。 |